こんにちは、ねりこです。
ねりこは小さい頃あまりおもちゃを買ってもらった覚えがありませんでした。
親的には「使える期間が短いし、買っても使わなくなるからできるだけ、買わずに済ませたい。」
という思惑があり、うちには手作り系おもちゃが多くありました。
もちろん手作りしたおもちゃもいいものです。
ねりこも作ってこねりと一緒に遊んでます。
ですが、手作りのおもちゃでは体験できないことって沢山あるんです。
そして、自分の子供のためにと巡るおもちゃ屋さんって楽しいですよね!!
休みの日に訳もなくパパとこねりとおもちゃ屋さんをめぐってます。
見ているだけで楽しいんです!
前置きが長くなりましたが、どうせ買うなら長く使えて脳の成長や手先の発達にいいものを選びたいものです。
そんな観点から買ってよかった!!と思うおもちゃは。。。
こちら『トイローヤルたのしく知育!やみつきボックス』です。
対象年齢は10ヶ月となっていますが、こねりさんには8ヶ月くらいからでも十分楽しめました。
(もちろん適齢年齢前の使用は親御さんの見守りのもと行ったほうが安全ですね。)
このおもちゃには、赤ちゃんの発育に大切な動作ができる仕掛けが沢山あります。
特にこの時期に必要な手先を使った遊びが数多く含まれています。
今回はこのおもちゃを使ってみた感想・良かった点・悪かった点をお伝えしようともいます。
赤ちゃんの成長に指先遊びが必要な理由
どうして、赤ちゃんが成長していく上で手先の動きは大切なのでしょうか??
新生児の頃は目と口が世界との繋がりを持つ手段でした。
この時期にはなんでも口に待っていきますよね?
そうそう、周りにあるものなんでもパクパクしてたっけ。。。
これも周りの世界を知り、脳を成長させていく上でとっても必要な行為なんです。
その後、自分で動けるようになると口だけでなく手を通して世界と関わりが始まっていきます。
お座りが出来るようになると自分の周りのものを掴んでは振り回したり、にぎにぎしたり手をフルに使って遊びますよね。
そんな時に手先が上手に動かせるということはその分世界との関わりが増え、沢山の刺激を受けられるということなんです。
これは、幼稚園に勤めていた頃に聞いた話です。
小学校に行って授業についていけなくなったり、勉強が苦手となってしまう子の中で不器用な子は比較的多いそうです。
勉強する時に「鉛筆を握る」「線を消しゴムで消す」「教科書やノートをめくる」など指先を使って色々なことが行われています。
不器用な子は勉強をする以前にこれらの行為に神経がいってしまいイライラ。
勉強どころではなくなってしまうそうなんです。
ノートの字を消しゴムで消そうとした時グシャってなったことあったな。
確かにイライラしちゃうよね。
これは幼稚園に勤めていた時に感じたことなのですが、クレヨンやハサミを使うのが上手な子は比較的落ち着きがあったり、友達との関わりも上手な子が多かったような気がします。
(これはあくまでも個人的体感になるので確証はありませんが、、、)
また、介護施設のレクレーションにピアノを取り入れている所は多いそうです。
弾いて音を出し、歌う楽しさということもあるかと思いますが、指先を使う刺激は脳の活性にとても効果があり、いわゆる認知症対策としても注目されています。
「指は第二の脳」と言われていますが、指と脳とは切っても切り離せない関係があるんですね。
つまり指先を使った遊びは手先の動かし方を学んだり、脳へいい刺激になったりと良い事だらけなんですね。
たのしく知育!やみつきボックの概要
では、次に簡単にこのおもちゃについてご紹介します。
このおもちゃには赤ちゃんの脳の発育を促す20の仕掛けと35の知育刺激が搭載されています。
いくつものおもちゃが1つに集約されているという感じですね。
取扱説明書などな特に入っていませんが、裏面に使い方やおもちゃの効果については載っています。
触ってみれば遊び方などは簡単にわかると思います。
音を出すには。単三の乾電池が3つ必要です。(中には入っていません)
遊べる面は全部で6面あります。
それぞれ主だった遊びをご紹介します。
●レジボタン・・・押すと「ピピ!」と音が鳴り、上の太鼓が光ります。
●レシート・・・いつもは仕舞われていて、引っ張ると「150円です!」などとセリフが出ます。
●りんごとバナナ・・・摘むとちょっと飛び出ます。
●右下黄色いヘビ・・・押すとピンボールコースの途中にある黄色い部分が飛び出て、ピンボールが転がってくるのを止めて遊べます。
●左下緑のリボン・・・指で摘んだりできます。
●モグラのボタン・・・赤い玉が飛ばされて上の太鼓が光って音が出ます。
●シャワーのレバー・・・レバーを押すと上の太鼓とシャワーが光り、音が出ます。
●ソープ・・・緑のボタンを押すと「プピー!」と音が出て、ソープが飛び出ます。
●黄色いタオル・・・触るとタオル生地でシャカシャカ音がします。
●オレンジと青のボタン・・・オレンジボタンで曲を選べ、青の星ボタンでメロディーが流れます。
●歯車遊び・・・回すと上の太鼓が光り、曲が流れます。大きい歯車の中は鏡になっていて反射して絵がクルクル回って可愛いです。
●青い鍵・・・ひねると上のピンクの窓が開きライオンが出てきます。
●緑のレバー・・・摘んで回すと「ギーギー」音が鳴ります。
●紫のプロペラ・・・プロペラの羽はザラザラした作りになっていて、指で回せます。
●ビーズコースター・・・ルーピング遊びができるようになっています。
●白い太鼓・・・押すと音がなり、光ります。
●マイク・・・マイクが上下に動き、向かって喋るとスピーカーから声が聞こえます。(ちょっとわかりづらいです)
●それぞれの面に指でなぞるとざらざらしているところがあります。
ちょっと長くなりましたが、遊べるところが沢山あったのは伝わったかなと思います。
実際に使ってよかった点・メリットなど
ではこねりが実際に使ってみてよかった点をお話しします。
使っている期間は8ヶ月から使っているので、現在4ヶ月ほどです。
遊びの種類が豊富
これは、言わずもがなですね。
手先遊びで必要な動き「摘む」「押す」「回す」「ひねる」「こする」「引っ張る」「感触を楽しむ」「叩く」などなど、、、
沢山の動きが含まれています。
寝っ転がりながらモグラのピンボールをしたり、ビーズコースターにつかまり立ちをしてビーズを摘んだり。
たまに後ろの面にある電池を入れるところが気になるみたいでひっくり返してみたり。
カリカリするのが好きなんだ!
「なるほど、そんな遊び方もあるのか」と感心。
こう遊ぶもの!と凝り固まっていてはダメですね。
また、音や光の効果もあるので視覚的にも刺激がありますね。
こねりさんは、最近曲に合わせて踊るのが好きで曲のボタンを押して流し、ゆらゆらダンス。
曲が終われば間髪入れずにまたプッシュ!
それを延々続けています。
お気に入りの曲はげんこつ山のたぬきさんです。
エンドレスで流れるので「たまには曲を変えてくれ!!」と叫び出しそうになりますが、それでもこねりがさんの為になんとか耐えています。
音楽を聞く、合わせて踊ったり手を叩いたり、もう少し大きくなったら手遊びや歌も歌っても遊べますね。
1つでおもちゃ複数分のボリューム
これも、言わずもがなですかね。
幼少期に触れてほしい遊びがたくさん詰まっています。
ビーズコースターやフルーツを摘む所。
ピンボールなんかもボタンを押すと何かが起こる物事の因果関係を知らず知らずのうちに学べますね。
一番いいな!と思ったのは、歯車遊びです。
1つの歯車が回ると、くっつく歯車が反対に回るという概念。
大人であれば当たり前ですが、子供にとってそれは不思議なことですよね。
ちなみに、幼稚園・小学校受験などでもこの歯車の概念の問題はよく出題されるそうです。
これは小さいうちに経験しておくのは知識の面でも役立ちますね。
曲が結構入っている
曲が全部で8曲入っています。
- かたつむり
- かえるのがっしょう
- ぶんぶんぶん
- 大きなくりの木の下で
- メリーさんの羊
- むすんでひらいて
- ちょうちょう
- げんこつ山のたぬきさん
小さい頃に歌って楽しめる曲ばかりですね。
大人も知っているもの多いラインナップなので、一緒に口ずさめて楽しめそうです。
長く使えそう
このおもちゃを使い始めた8ヶ月の頃は、よくピンボールで遊んでいました。
押すと音が鳴りボールが動くのと、ボタンを押しやすかったんだと思います。
10ヶ月位になるとシャーワーのレバーやタオルをカシャカシャしたりとちょっとずつ指先を使って遊ぶことが増えました。
11ヶ月頃からは曲のボタンを押しまくったりフルーツを摘んだりと細かい所で遊ぶようになりました。
1歳になり歯車がちょっと気になってきていますが、まだ回すのはできないみたい。
これからできるようになるのかな??
また曲も初めは流しているだけでしたが、今では体をふりふりさせて踊っています。
この後は歌ったり手遊びをしたりと遊びを展開していけそうです。
遊びの内容がその時の月齢によって変化していくものですが、やみつきボックス1つでまだまだ遊べそうです。
悪かった点・デメリットなど
次に使ってみてイマイチだったところを、そのままお伝えします。
電池の持ちは2ヶ月程度
「もう音が出なくなるの?」という感じで、消費が早いように思いました。
毎日使うので、電源は常にオンにしたままにしていたのがいけなかったのかなぁ。
でも、こねりさんが曲をエンドレスで流しているので、それのせいもあるかも。
電池もバカにならないので、いつもまとめ買いしています。
20本1000円はちょっとお得です。
やっぱり特化型に比べるとちょっと物足りない
知育遊びでよくみられるのはビーズコースター、歯車遊び、ものを摘む系などなど、、、
それぞれ良いところがあり、赤ちゃんの脳や手先の発達にいい刺激になるものたちです。
もちろん、このやみつきボックスにも搭載されていますが、他にも色々な機能があることで、ちょっと物足りない部分もあります。
例えば、ビーズコースター。
うーん、、、ビーズの数も違うし、複雑な作りになっていますね。
使える時期としては短いものでもありますが、比べるとちょっと物足りないですね。
歯車遊びについては、
木製で一歳半位から使えるそうなので、パーツも大きいし1歳過ぎから使えそう。
(場合によってはまだ一人で危険な場合もあるので一緒に遊んでくださいね。)
こちらの様なものの方が歯車の遊びとしては複雑だし、組み立てるという遊びもできそうですね。
摘む系は、、、
これは、ねりこも一度は買おうかと思ったものです。
摘んでスライドさせたり、押したり、、、色々な動作ができるものなのでいいなぁとお店悩みました。
少しですが、やみつきボックスにも同じような経験ができるパーツがあったので、今回は見送りました。
この様に、特化型おもちゃと比べればやみつきボックスにはグレードが下がる部分もあります。
購入する時は特化型で遊んで欲しいというものがあればそちらを検討するのもいいですね。
ちょっと大きいので赤ちゃん一人で動かしづらい
本体はちょっと大きいです。
なのでこねりさん一人では運べません。
サイズは約37cm✖️35cm✖️24cm、重さは1.1kgです。
この重さはボタンを押したり触ったりするので、軽すぎてズレないようにという理由もあるかと思います。
そこそこのサイズなので、床に置いてあると存在感があります。
保管場所も先に決めておいた方がいいかなと思います。
ねりこ宅ではテレビボードの上に置いています。
生活感はどうしても子供がいると出てきてしまいますよね。
ビーズコースター、一度つけたら外せない
つけてから気が付きました。
安全上、一度差し込むと抜けなくなりますのでご了承ください。
と書いてあります。
確かにそのビーズコースターを取手がわりに持ち運んでいるのでそれが抜けてしまうと危ないです。
また、赤ちゃんもそこに捕まったりするので、当然のことのように思いますね。
ですが購入時は、ビーズコースターが付いてない状態で箱に入っていたので、箱にまた仕舞いたくても仕舞えないということです。
子供が使わなくなったので、箱に入れて保存しようができないのは少し不便ですね。
結果・・・買ってよかった!1歳になっても食いつくおもちゃです
いかがでしたか?
良いところ悪いところ、ねりこの独断と偏見ですが紹介させていただきました。
それらを総括しても結果、、、買ってよかったです!!
1番の決め手はやっぱり1つにいくつものおもちゃが集約されているところですね。
赤ちゃんの時期の知育おもちゃを色々調べていると、ビーズコースター、歯車遊び、つまみ系のおもちゃなどなど、、、沢山種類があります。
でもそれらを全部買うのは難しいので、特化型ではないけれどそれに近い遊びが出来るのはやっぱりいいです。
もちろんこのおもちゃがあれば全部カバーできている!と、これひとつだけ与えてればいいという訳ではありませんよね。
赤ちゃん・子供にとっての遊ぶということは、成長を促す為の仕事だとも言われています。
遊びを通して今生きている世界の摂理や常識を毎日毎日学んでいるんですよね。
なので親としても様々な刺激を経験できるように、生活に意識して遊びを取り入れていきたいものです。
最近家にあるおもちゃではマンネリ化していきているなと思ったら、取り入れてみるのも一つの手ではないかな?と思います。
何か参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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